
小梅 けいと
メディアワークス 刊
発売日 2008-03-27
まず、このコミック版から入った人間のレビューである事をご理解ください。
その為、小説版もしくはアニメ版を先に視聴している方にとっては違う印象をもたれる事もあるかと思います。
「狼と香辛料」というタイトルは前々から存じておりましたし、アニメ化された事も知っています。しかし、小説・アニメ共にタッチしておりませんでした。
そんな中、書店で表紙に目がとまり、また、つい数日前に知人から勧められたこともあり、購入に至りました。
兎にも角にも、ホロの可愛さが前面に出された作品であると思います。
まだたったの1巻。序盤も序盤ですので、物語的にクライマックスが有る訳でもないですし、その逆のどん底がある訳でもありません(山場を迎えそうな気配で1巻は終わっています)。
中世のとある行商人の良くある生活を描いた物語という感覚です。
しかしそこにホロという強力なエッセンスが足されていますね。
この作品の様に複数の媒体(小説・アニメ・漫画)での展開を見せる場合、毎度の様に話題に上がるのはその差異についてですよね。
私はまだこのコミック版、そして、小説版をつい先日購入し、読み始めたばかりなのですが、なぜ小説版を買ったか、それは勿論、コミック版を読んで興味を持ったからに他なりません。そして、コミック版では気付かなかった表現や、(紙面的に)描けなかったであろう描写・説明を読んで、また新たな面白さに触れているところです。
今後、小説も最新刊まで読み進めて行くつもりですし、余裕があればアニメ版も視聴してみたいと思っています。
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